決心前と決心後



何事にも当てはまると思いますが、「決心」することは大切です。
自分は高校生の頃に留学に憧れ、大学2年まで漠然と思いつづけてきました。
この「漠然と思う」ことから、一歩前に進むことに
しばらく時間がかかってしまいました。
なぜ決心に時間がかかったのか、どうして決心できたのか、
そして決心の大切さについて、綴ってみたいと思います。


1.決心前

「何を学びたいのか」について、最も悩んでいました。
ホームステイや旅行を通して、留学への思いはありましたが、
留学先で何を学びたいのかが分からず、2年程足踏みしていました。
学生のうちに英語でのコミュニケーションに不自由しないように
なりたいと思っていましたが、語学のために留学というより
自分の専門にしたいことで留学をと考えていました。

留学資金についても、悩んでいました。
大学進学には、親のお金と地元の奨学金を得ています。
そこでさらに留学となると、かなりのお金が必要です。
私費留学は家計的に無理だったので、交換留学ならどうにかなると分かりました。
しかし、その留学費用に見合うだけの価値が自分の留学で生み出せるか、
不安でもありました。

大学での留学説明会を聞きに行ったり、留学に関する雑誌・本などを読んだり
していましたが、どうにも決心がつかず、2年近く経ちました。


2.決心のきっかけ

決心がつかず、迷っていた間も何らかの「行動」はしていました。
留学の情報を集めたり、担当の先生に話を聞きに行ったり、
英語の勉強をしたり、自分が興味ある分野に足を突っ込んでみたりなどです。
そうしているうちに、「留学すること」が自分の中で少し具体的になってきました。

大きなきっかけとなったのは、

@交換留学をしていた方に出会え、話を聞けたこと
A演劇や音楽の舞台に立って、もっと知識や技術を深めたいと思ったこと
B親や友人、周りの人たちに応援してもらえたこと
です。

@実際に交換留学で渡米されていた、何人かの方にお話を聞くことができ、
色々質問させてもらいました。また、何度かメールでやりとりしていた方と
偶然大学で出会い、直接お話を聞いて、大変刺激を受けました。

A「何を学びたいか」悩んでいましたが、サークルで音楽活動をしたり、
前から興味をもっていた演劇の舞台に立ったりして、
舞台やエンターテイメントの勉強をしたいと思うようになりました。
大学での専攻とは異なることですが、@の先輩に相談し、面接で説得力のある
説明ができれば大丈夫と言われ、Theater Artsを専攻することにしました。
実は面接を受ける数日前まで、この専攻について悩んでいました。
せっかく留学できるなら、自分が好きなことで、
日本であまりない専攻にと思い、最後に決断しました。

Bこれは、大きかったです。交換留学に受からなかったら恥ずかしいなぁと思い、
親しい人にしか話していませんでしたが、自分がTOEFLの勉強で行きづまっている時など
本当に励まされました。周囲の人の励ましや協力がなかったら、
怠け者の私は、受かってなかったと思います。


3.決心後

それまで、TOEFLの勉強に集中できずにいたのですが、
決心してからは、自分の勉強の中心がまずTOEFLになりました。
集中して、英語の勉強が出来るようになり、
留学に関する情報もすぐ手に入れるようになりました。

TOEFLの213点が取れるまで、また、交換留学に受かるまでは、
自分のやっていることが報われないかもという不安があったり、
就職活動にも漠然と手を出したりしました。
ただ、「決心」はずっと自分の中にあったので、信じてきました。
「決心」したことで、とても自分は動きやすくなりました。

今、反省することは、決心する前にも、もっと行動できていたらと
いうことです。私は「動きながら、考える」ことがヘタなので、
これが出来ていたら、英語の勉強と平行して考え事もできたし、
少し負担も楽になったかと思います。

これから留学を目指される方は、考えることと行動することを
平行して、スムーズに留学できたら良いですね。
そして、どうか最後まで、自分の「決心」を忘れないで下さい。

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